『免疫力を高める7つの習慣』
免疫力を高めるために …
・どんなことを意識していますか?
・どんなことを習慣化したいと思いますか?
・どんな行動をしたいですか?
あなたが、免疫力を高めたいと思うのであれば、7 つの習慣をお伝えします。
第 1 章 免疫力が低下すると、どんなデメリッ トがあるのか ?
あなたは、なぜ免疫力を高めたいですか?
こんな風に質問をされたら、はっきりと答えることができますか?
「免疫が高いと病気になりにくいって聞くし、健康でいたいから。」 というように、あいまいに答えるのではないでしょうか。
まず初めに、あなたは免疫システムの理解をする必要があります。
「え・・・免疫システムとか難しいからわかりません。」 というように思うことでしょう。
免疫システムと聞くと、難しいと感じるかもしれませんが、サイトカインという 物質が ・誘導作用(体に害を与える外敵なのか学ばせる) ・抗原作用(外敵だと正しく認識させて、攻撃させる) ・抑制作用(外敵を倒したら攻撃をやめる) という 3 つのバランスを保っているということだけを覚えておいてください。
健康だと免疫システムが維持できているので、病気にならないで毎日を過ごせ るのです。
免疫力が低下すると、どういうことになるのでしょうか。
免疫力が低下するということは、 ・誘導作用(体に害を与える外敵なのか学ばせる) ・抗原作用(外敵だと正しく認識させて、攻撃させる) という部分が弱まることを意味します。
こうなってしまうと、 ・インフルエンザ ・糖尿病などの生活習慣病 ・がんリスクが高まる ・慢性疲労症候群 ・風邪を引きやすい というように、様々なデメリットが発生します。
毎日 5000 個程度のがん細胞が、作られています。
「そんなに作られているんですか!?でも全員が、がんにはならないですよね。」
このように思うはずです。
免疫システムを思い出してください。
正しく免疫システムが機能していると、がん細胞を素早く見つけて撃退してい るので、がんにならないのです。
だから、免疫力を高める必要があるのです。
あなたも要注意 低体温?
あなたは36.5℃ありますか?
体温が1℃低下すると…!
・体内酸素の働きが50%低下
・免疫力が37%低下
・基礎代謝量が12%低下
・がん細胞は低温を好む
体温を成人で36.5℃に保つためにどうするか?
・カラダを温める食品を多く摂る
・運動により筋肉を動かす、増やす
(全体の筋肉の70~80%は下半身にあり、毎日30分以上のウォーキングなどこまめに動く)
・規則正しい生活(規則正しい食事、十分な睡眠、早寝早起き)
・カラダを温める習慣をつける
(冷暖房は弱めに、特に冷房は外気温と5℃以内に。温かい飲み物、ぬるめのお風呂に20~30分、以前は半身浴を1時間ほどしてましたが、長くは続けられません(笑)、体を締め付けない服装、首を冷やさない、靴下をなど)
食べてほしい食べ物と注意する食べ物は別の時に詳しくお話しますね。
では、次の章から免疫力を高める 7 つの習慣を書き記しますね。
第 2 章 風邪やインフルエンザを防ぐための予 防対策法
あなたは、風邪対策をする時、どう行動していますか?
感染予防の基本は、手洗いとうがいです。
当たり前と思うかもしれませんが、これが最善なのです。
じゃあ、なぜ手洗いとうがいをするのが良いでしょうか?
風邪やインフルエンザは、なぜ発症してしまうのか考えてみると答えが出ます。
ウイルスがのどや口腔内に付着して、それが体内に入り込むことで病気になり ます。
うがいをするということは、ウイルスを外に出す効果があるのです。
手洗いも同じ意味で、ウイルスを殺菌することで侵入経路を消す意味がありま す。
では、マスクをなぜ着けることが良いといわれているのでしょうか?
それは、飛沫感染を防ぐためです。
人がくしゃみをすると、のどや口腔内にウイルスが付着する恐れがあるのです。
マスクをすることで、それを予防することができるので着けることが良いとい われています。
マスクで予防して、万が一付着した場合でも、うがいをすることで除去すること ができます。
だから、手洗いとうがい、マスク着用が大事だといわれているのです。
なんでもそうですが、 予防対策法には、必ず意味がある ということを覚えておきましょう。
理由を知っているのか、知らないのかということだけで、行動のクオリティに大 きな差が生まれます。
なんとなく手洗いやうがいをするだけでは、効果にばらつきが出ます。
だから、風邪やインフルエンザを発症させてしまうのです。
行う意味を理解することが大切です。
第 3 章 免疫力アップのために、強い体を作る 方法とは ?